全国滋賀県人会連合会とは        
 【趣旨】
 本会は国内で北は北海道より南は沖縄に至る全国47都道府県の56か所に念願の
「滋賀県人会」が設立されました。その昔、先人が”でんびん棒”をかつぎ全国を
行商して以来、今日も全国各地で県人が活躍されていることが確認されました。
これは、先人諸先輩各位のご遺徳を頂いての事と深謝する次第であります。
これからも、県人は先人諸先輩の教えを今一度思い出し、皆がまとまり互助精神豊
かに生きる生活の知恵を知って次世代に申し送りたいものです。
目に見えないこの偉大な赤い糸(財産)を大切に維持し、幅を広げたいものです。
尚、海外には現在15の県人会が活動しています。

 【目的】
 本会は既に各地において結成され、親睦と相互協力のしたに推進されている県人会
の各種事業及び後進に対する指導の輪をさらに拡大充実するため組織するものである。
母なる琵琶湖の水を共有した緑を大切に、先人の育んだ尊い教え「三方良し」の精神
を大切に、県外・海外にあっても互助の精神を豊かに自分の住む地域を大切にし社会
生活になじみ融合するという我ふる里のオリジナル精神を希求する事を目的とする。

 【沿革】
 全国各地で活躍している近江商人の末商は江戸時代前から手を携え協力し合い、
地縁・血縁という目には見えない生活の知恵を活用して、古より全国各地で滋賀県人
の輪を形成してきました。
そのような中、各地の滋賀県人会を連携しようとする機運が高まり、1964年に全国
滋賀県人会が発足しました。その後1989年に国内21県人会、海外8県人会を統合した
「全国滋賀県人会連合会」が活動をはじめました。
1990年に当時の越後会長(伊藤忠商事株式会社社長)の下で広報誌「全滋連」が発刊
され組織が活発化しました。
現在は、北は北海道から南は沖縄に至る全国47都道府県全てに滋賀県人会が設立され、
また海外においても15の滋賀県人会が設立されており、世界中合わせて70もの地域に
おいて滋賀県人会を数えるに至っております。